マキノ高々度実験機のこと レハビア最大の重工業社であるマキノが、高高度への進空を目指して開発した試作機である。 閉鎖型与圧コクピットや排気タービン加給機、空冷大出力のエンジンなど意欲作であったが、 与圧コクピットは上手く作動せず、酸素ボンベが常に必要で、排気タービンも 調整不良であったと伝えられている。 いかんせんマキノの、当時の技術力では限界があり、亜成層圏へ上昇することは出来なかったようだ。 オレンジに塗られた機体はほとんど一般の目に触れられることは無かったが、わずかながら目撃した 民間人もいたようだ。 なお、上の画像の右側は後年になって日本で複製された設計図の一部である。 |
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