作画絵師のひとりごと…
昨今国際関係のニュースを見ていて、「愛国心ってなんだろう」と考えさせられることがあります。先の戦争に負けてから日本では「愛国心」という言葉を堂々と口にすることもできなかったのですが、ふと周りを見回すと、アメリカをはじめ多くの国々が自分の国に誇りを、いわゆる「愛国心」を持って行動していることがわかります。特にお隣の韓国の自国に対する思い入れはものすごい。しかしアメリカにしろ韓国にしろその「愛国」する姿に変なものを感じてしまうのは戦後生まれの日本人の性なんでしょうか。
『ニホンちゃん』の作家陣はニホンちゃんはもちろんのこと、カンコ君に対しても並々ならぬ愛情を注いでいます。作家陣の姿勢を見ていると、人に対しても国に対しても、いいところ悪いところ両方を認め、ひっくるめて好きでいられることが大切なんだなあと感じます。 |