16歳の夏,「ひきこもり」を経験しました. 何がきっかけだったのか,あるとき突然,得も言われぬ焦燥感と頭痛に襲われて夜の街を彷徨いました.生きていること自体が苦しく思え,「ここから飛び降りれば楽になる.」陸橋の上でそんなことを考えました. そして,それを境に頭痛,目眩,記憶力・集中力の低下に苦しめられるようになりました.現に日常生活にも支障が出ていたのですが,病院の精密検査で異常は見つからず,仮病として扱われました.自分でも精神的なものだということは分かっていましたが,原因に心当たりがないため対処のしようがありません.約4ヶ月の間,学校にも行けず,部屋にこもって母親と共に涙を流す日々が続きました. しばらくしてから近所の内科に通い,抗うつ剤を処方して貰うようになると,症状は少しずつ軽くなって行きました.薬が本物であったかどうかは今となっては知るよしもありませんが,確かに効果はありました.リハビリとして学校の職員室に顔を出すことから始め,半年後にはほぼ元の生活に戻ることができました. 今も「ひきこもり」で苦しんでいる人はたくさんいると思います.不幸にもそんな状態に陥ってしまったら,まずは自分が弱い人間であることを認識して,社会生活をリタイアするつもりで心に休養を与えてやって下さい.これは誰にでも起こりうることであり,恥ずかしがらずに誰かにうち明けることが快復への第一歩です.また,周りにそんな人を見かけたら,ぜひ温かく見守ってあげて欲しいと思います.
みっちん
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